【レポート】hitch勉強会#2 高給案件を受注できる市場価値の高いライターになるには?

2018年1月に開催されたhitch勉強会。好評により第二回の勉強会が3月29日に開催されました。

今回は、hitchの運営元である株式会社フリーセルでコンテンツ制作に携わるwebライター・エディター3人をパネルディスカッションに迎え、「コンテンツ制作の現場から生の声を聞く」という趣旨のもと、会がスタートしました。

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登壇したパネリストは、過去に紙媒体の編集、企画、執筆をメインにしていたエディターの男女3名。スポーツ、育児、オートバイ、メンズビューティー、グルメなどジャンルも多岐に渡って活躍してきました。現在は紙からwebへと活躍の場を移し、コンテンツ制作に従事しています。

編集者からの視点で語る「Webと紙とライター」

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このパネリスト3人に、「webと紙の違い」「編集者からみたwebライターについて」「よいコンテンツを作るために大事なこと」という3つの視点で話を伺いました。

「webと紙のライティングスキルの違いについて」という質問には、「最初は慣れなくてとまどった」「結果ファーストの文体に違和感を覚えた」など素直な回答も。

近年はクラウドソーシングを活用した案件が増えています。初めて発注する外部パートナーとの仕事は、webエディターにとっても神経を使うところです。「顔が見えないなかでのコミュニケーションの取り方や良好な関係性を築くために意識していることは?」という質問には、「現在、webライターのマーケットは、玉石混合。ベストなパートナー選びは容易ではない」と、マーケットにて飽和状態にあるライター事情を引き合いに回答しています。

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「自身のネットワークや紹介だけでは限界があるため、hitchのようなクリエイタープラットフォームを活用することで、“クオリティに見合った報酬を求むライター”と“品質を適切に管理できるプロフェッショナル”のマッチングがこれからの時代は必要になってきます。一度、仕事をしたライターさんとは継続的にお付き合いをしていくことを前提に、フィードバックなどを含めた丁寧なコミュニケーションを心がけるようにしています」と語りました。

質疑応答、ワークショップを経て、参加者のみなさんとの交流会でフランクな雑談を行い、閉会。今回も、紙媒体をメインにしてきたライターさん、これからweb記事を書いてみたいという新人ライターさんなどが情報収集、市場リサーチなどそれぞれの目的をもって参加されていました。

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飽和状態の市場で生き残るライターとは?

電通が発表した「日本の広告費2017年度」によると、インターネット広告費は1兆5,094億円と4年連続で増加し続けています。よれにともないwebコンテンツ市場は勢いを増すばかり。大きな予算を確保できない中小企業も、ミニマムな広告費で多大なPR効果が期待できるweb広告やwebコンテンツには興味津々です。それらを作り上げるのがライターを筆頭としたクリエイターです。

クリエイターが必要とさえる一方、フリーランス市場が拡大し、ライター同士の競争も激化していく現状は無視できません。今後ますます「低単価・短納期の仕事に忙殺されていくライター」と「自身のブランディングとスキルを磨き、相応のギャラで仕事を受注できる市場価値の高いライター」の二極化が進んでいくと予想されます。

企業ニーズにマッチするライターになるためには、経験や品質も求められますが、これからの時代は「専門性」が重要視されます。自分はどこで勝負したら“勝てる”のか。そういったポイントを念頭に、自身の市場価値を上げて最前線で活躍できるライターになりましょう。

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Hitch編集部

Hitch編集部
こんにちは。hitch編集部です。当メディアのブランドネームである「hitch」には、2つの意味を込めています。「引き寄せる」という意味を持つ英語の「hitch」と、「文章の書きぶり・筆の調子」という意味を持つ「筆致」。ライターにはそれぞれ、その人にしか持ち得ない筆致があります。担当者一同、そのようなライター達と一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。意欲あるライターからの多くのご応募をお待ちしております。

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